地震、柏崎刈羽原発被害なしの記事に不安増大

 新潟県は地震多発地域、その地域に東京電力・柏崎刈羽原発がある。今回、2019年6月18日に震度6の地震が発生した。この地震により柏崎刈羽原発・「異常あり」の発信を東京電力がしたが、その後で「誤り」の訂正の発信をしたという。

 大地震があれば原発に異常があるかないかは誰もが心配する。それが、今回の地震発生の記事に柏崎刈羽原発の情報は無かった、後で柏崎刈羽原発・「異常あり」の訂正記事が出た。原発の記事が出ないのに訂正記事が出た、放射能の不安と同時に、ウソかホンとかの確認ができないことの不安がこみ上げた。直ぐに12年前の地震被害の情報を引き出した、不安は増大した。やはり、「異常あり」の訂正記事は異常だ。12年前の新潟県中越沖地震の地震被害は大きかった。

「1」 2019年6月18日22時26分 気象庁発表
http://fanblogs.jp/alldisasterbousaibenri/archive/1385/0) より。
 2019年6月18日22時22分ころ、地震発生。震源地は、山形県沖(北緯38.6度、東経139.5度、酒田の南西50km付近)で、震源の深さは約10km、地震の規模(マグニチュード)は6.8と推定。この地震により観測された最大震度は6強。

[震度1以上が観測された地点]  *印は気象庁以外の震度観測点についての情報。 ここでは震度5.震度6をあげる。
新潟県  震度6強 村上市府屋*
      震度5弱 長岡市上岩井* 長岡市小島谷* 柏崎市西山町池浦* 村上市寒川*
           村上市岩船駅前* 阿賀町鹿瀬中学校*

● 柏崎刈羽原発 [新聞記事]  2019.6.20東京新聞記事より
 記事に、東京電力が「異常あり」と誤記したファクスを送り、実際には異常はなかったとある。問題は、放射能汚染、そして、異常があったかなかったかは誰も確認できないことで、原発の異常さを確認した。
 そこで、2007年の地震の被害の記事からこの地震でホントに被害がないのか、なかったのか、を検証しようと考えた、地震規模は両方ともM6.8である。

「2」 平成19年(2007年)新潟県中越沖地震
2007年(平成19年)7月16日10時13分22.5秒、震央:37゜33.4'N、138゜36.5'E(新潟県上中越沖)、震源の深さ:17km、地震の規模(M): 6.8
被害:死者15、負傷者2,346、住家全壊1,331、半壊5,708 最大震度:6強

● 柏崎刈羽原発被害  (ブログ、東海地震・浜岡原発)より『建築技術者がみた柏崎刈羽原発報道記事(毎日新聞記事) 07.9.5(平成19年) 川井 満』から転記。 
http://toukaijisin.starfree.jp/07.9.5%20kasiwazakigenpatuhoudoukijikara_2.htm

地震発生のその日から柏崎刈羽原発の地震被害が新聞で報道されたが、7機ある原発施設の被害報道が断片的なため、全体として理解することができなかった。このため、報道記事を整理し施設毎に纏め全体を把握しようと試みた。
 記事に、東京電力、或いはIAEAは「安全」をいっている(8/15記事)、とある。
今まで、地震被害は新聞社から逐一報道されてきたが、原発施設の損壊は放射能汚染に繋がることから、従来の被害報道、<被害を記事にし送るだけ>のものでは済ます事はできないはず。
 原発が安全なのか、安全を保持することができるのか、刻々変わる状況を見極め伝えなければならないはずと考える。新聞社にとって、これは非常に酷だが、国を崩壊させるものがそこにあるのなら、それに対応しなければならないであろう。
 残念ながら、放射能汚染の危機に対する新聞社の姿勢にそれが見られなかった。一ヶ月余にわたる報道記事がどんなか、疑問としてそれも挙げておきたい。   以下略

地震被害記事
 水漏れ 1700トン。地下5階の床に1700トンの水が流れ出てきていたという。1日約500トンである。新聞には、消火用配管が壊れたもの、とあった。
 7月20日の記事には、「17日に一度止まったが、19日には再び滴り落ちてきている」とあった。どこからの水かは不明
1.写真、「黒煙をあげる柏崎刈羽原発」 
  
画像
       
写真、ダクト損傷
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 写真、動輪、衝突事故(地震で隣りの構造物と衝突。)
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2.変圧器多数が損傷、絶縁油、漏れ。(8/4記事)
3.原子炉2号機の水をくみ出しポンプ故障。炉内の水位が約50分間上昇し続け、運転員が炉内の蒸気を排出し
  たが、今度は水位が急速に下がったため、緊急炉心冷却装置を手動で2回使い水を補給した。
4.中央制御室の照明器具落下。(7/28記事)
5.緊急対策室のドア開かず。 (7/28記事)
6.原子炉建屋内の二重扉自動開閉不能。(7/18記事)
7.内径2.4mの冷却用配管の継ぎ目が円周方向に3.5m裂損、海水、約24t流入。ポンプを停め漏れを防いだ。
  (7/28記事)  
8.原子炉作業フロアに(1700トン)2000トンの水溜り。消火用配管破損のため。(7/20、7/26記事)
9.水路の護岸ひび割れ、南北放水口の護岸が沈下。(7/18記事)
10. 地震被害は1263件、放射能漏れにつながりかねないなど影響の大きい被害は以前発表の68件、
  (以下略)(8/2記事)

「3」 2019年・新潟地震で原発被害がなかったといえるのか。

 今回の地震は地震規模が同じであり、地震被害は同程度と考えなければならない?東京電力の「異常あり」の訂正発信、「原発異常ナシ」の発信は被害の事実を伝えてない、伝えてないことが分かった。
2007年の地震被害からすると、「異常がなかった」とはいえない、とすれば、今回の東京電力の対応あり得ない。
これからすると柏崎刈羽原発の再稼働は考えられない。

 東京電力は、福島県民のこと、日本国民のことは何も考えてない、ことが分かった。
       



全ての原発即刻停止廃炉・東久留米   川井 満    全ての原発即刻停止廃炉を!
                                              



          

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